イチオシレビュー一覧

　素直に面白いです。
　読み物としても、歴史の雑学としても共に楽しめます。
　作者の方が歴史好きという事もあり、転生こそしていますが読んでいて首を傾げるようなところも特に無く歴史物として楽しめる作品となっています。
　そして、それが良い意味でエンタメもしている。
　史実や時代考証にこだわりすぎるあまりガチガチの文章になっているわけでもなく、かといって歴史設定周りを疎かにしているわけでもない、とっつきやすい作品に仕上がっています。
　歴史好きな方はもちろん「某無双ゲームやら何やらで戦国武将に興味はあるけども、時代小説ってなんか堅苦しそうだなー」といった事を思われている方にもこの作品はオススメです。

歴史ものの作品というと、固有名詞や特有の言い回しを連発して読んでいてストレスを感じることも多いですが、この作品はそのあたりのバランスが非常によく、するすると読むことができます。

その上で、一人一人のキャラが良く立っていて、展開が非常に熱い。
転生者の歴史知識がほどほどな点も、親近感が湧いてのめり込みやすいです。

（私のように）歴史に詳しくない方も、ぜひ一度読んでみてください。

続きを楽しみにしています。

設定読んで、２話まで読んだ段階でめちゃめちゃたぎりました。
タイプの違う２人の転生者、ライバルと言える立ち位置、先が楽しみすぎますー。

『猿の内政官』をゆるゆる読んでいた程度なので
すごくこの作者の方の橋本洋一さまの作品をめっちゃ読んでいますという訳ではないのですが、
気持ちの描写がすごく丁寧でキャラに没入できました。
ので、今回の新作、期待を込めて、あえてこのタイミングでレビューさせていただきます。

また続き読んだ際に加筆などさせていただければ。