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悪いのは誰?そう考えずにはいられない、ほろ苦い恋愛譚

  • 投稿者: 鞠目   [2021年 04月 23日 08時 50分]
 恋は盲目。
 恋愛って難しいと思うんです。気がつけば夢中になり、駆け出していて、視野は狭くなり、今まで大切だったものすらも蔑ろに……そんな経験ありませんか?

 主人公はクラスで目立たない静かな女子高生です。そんな彼女が友だちと部活動を行い、可愛い後輩と出会うことでどんどん変わっていきます。それはもう目を見張る勢いで……

 恋は盲目。それは多くの人に言える事だと思います。昨日まで大切な人だったのに……まるでそんな過去はなかったかのように傷つき傷つけあってしまう。
 悪いのは誰だったんでしょう?思わずそんな事を考えてしまう、ほろ苦い恋愛譚をあなたに。

普通の恋愛がしたいだけなのに……

皆さんは青春時代、どんな恋愛をしてましたか?

勇気を振り絞って告白したけどフラれて玉砕。
幼馴染と学校へ通いクラスが上がる度、意識し始めて相思相愛。
好きでもないヤツと部活で一緒に活動して気がついたら告ってた。

そう恋愛は素敵な思い出を経験させてくれる媚薬ですよね。

もちろんこちらの「わがままなザッハトルテ」も同様、素敵な恋愛なので…………。




いや、本当に恋愛は良い面ばかりでしょうか?



思春期は子供の感情と大人としての認識の持ち方で、不安定に揺らぐ時期。
10代の恋模様はちょっと思いがズレてケンカしただけで、悲しい思い出に変わります。

テレビやネットで見る悲惨な恋愛の結果は、本当に他人事の遊興なのか?

著者が、かのアングラ界隈で伝説となった作品をリスペクトした作品なのです。

10代だからこその危なかっしい恋愛ストーリー。
腫れ物のような恋愛が楽しめます――――。
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