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さあて、予想ができる方はいらっしゃるでしょうか❔

  • 投稿者: 石猫錯理   [2021年 05月 21日 06時 09分]
 これって、男のサガなのでしょうかねえ。笑

 物語は第二次世界大戦にジャズ喫茶としてオープンした
 「赤煉瓦の喫茶店」の様相が綴られる処から始まります

 多分、当時はコルトレーンやシェアリングなんかで
 賑わっていた事でしょう

 喫茶店でコーヒーを飲みながらの読書
 優雅な時間のはずだったのですが
 宴会騒ぎの団体客のお陰で台無し
 しかも雨まで降ってきた

 いいですか
 この団体客と雨はこのストーリーのキモです

 そして雨宿りに現れた絶世の美女
 この美女、作者様のタイプなのでしょうかね❔ 笑

 さあて、何が起こるでしょうか
 予想できる方はいらっしゃるでしょうかね 笑

 それは読んでからのお楽しみです
 是非是非、読んでみて下さい

たとえ『悪』でも、甘受したっていいじゃない?

純文学は難しいことが書いてあると、そう思い込んでいませんか?
そんなあなたにおすすめしたい。

舞台は赤煉瓦がレトロな雰囲気を醸し出す喫茶店。
主人公はそこの常連だ。コーヒー片手にお気に入りの本を読む客の一人。

たまたまその日はイレギュラーが続いた。賑やかに騒ぐ団体客がいる。突然の夕立。そこに現れた絶世の美女。

この後どうなるか、気になるでしょ?

2000字弱の短編でさらりと読めます。難しいことも出てこない。ご安心を。

代わりに、「まさか?!」と、目を見開くでしょう。そしてきっと、共感できる。『悪』に手を染めたくなる、その気分に。
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