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死んだ後で妻の愛を知った数え歌

 この作品は227文字の数え歌です。
 死んだ後で妻の愛を知った愚かな男の詩なのですが、ここには1〜20までの数字が様々な形で順番で出てきます。
 その表現のバリエーションが豊富で凄く、柔軟な発想には脱帽です。
 その上、素晴らしいのはこんなに技巧も凝っているのにも関わらず、詩にしっかりと重みがあって美しい詩となっているところです。
 今1度ご覧ください。

言の葉にひとつひとつ刻まれた魂

  • 投稿者: 家紋 武範   [2020年 10月 11日 07時 30分]
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詩です。
不実な男の詩。

しかし軽快なテンポと、類い希なる言葉遊びに力強さを感じ、情熱や魂を感じます。

ひとつひとつに刻まれた命の文言を是非とも見て頂きたい!

本格的な小説家のダイナミックな詩とはこういうものかと感じられる逸作。

感動のため息が聞こえて来そうです。

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