イチオシレビュー一覧

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大切にされているって気づかないことが多いですよね。

  • 投稿者: 家紋 武範   [2020年 11月 18日 15時 19分]
誰しもが、ふと自分は本当に必要なのだろうかと悩むことがあると思います。
この作品では一円玉君がそんな悩みに陥ってしまいました。

でもそんなことなくて、きっと何かの役に立っているものなのです。
それに気づかないだけ。
空気が読めない人もいるけどそれに気づかないだけ。

意味があるから存在する。
それを誇りに思って欲しい。
一円玉君は自分でその意味に気づかないといけません。
一円玉君だけでなく、誰しも。

たかが一円。されど一円。ピッタリじゃなきゃスッキリできまへんで!

本作は硬貨たちを主軸とした童話である!!

さてさてその内容ですが、なにやら一円君が落ちこんでいます。
どうやら自分は他の硬貨に比べて要らない子扱いされていると思っているようですね。

確かに一円はそれ以外の硬貨に比べるとメジャーではないかもしれない。

しかしこの世の中、ジャストな値段など存在しません。
というかお金の価値は日々変動しますし、それに伴い消費税率なども変わっていく事でしょう。

そんな絶妙でシビアな世界を、我々がこれから先も歩むためには……君は必要不可欠なんだ。

私は読んでいて、そんな感想を覚えました。
読者の皆さんは、この物語を見て何を思いますか?

子供達に読み聞かせしたい童話の名作!

子供に読み聞かせをしたい素敵な童話です!

主人公は1円玉。財布に入っていても、あまり使われることがない目立たない存在です。
彼は自分の環境に自信が持てなくなり、不安定になってしまう。
小銭の仲間たちは、彼を励まそうとするが……

全体的にコミカルでハートフル!
しかし、クオリティは最高です(^^)/

これはいつか自分に子供ができたときに読み聞かせをしたくなりました!
絵本化希望です!!

一円に泣くこともあれば、一円に笑うこともある。

  • 投稿者: 退会済み   [2020年 10月 11日 13時 54分]
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この作品は一円玉という存在を有り難く思うことを再確認する作品である。
当然のことであるが、一円足りなければ物を買うことができない。
確かに自販機では使えず邪魔に思うこともある。
そのような一円玉であるが、ちょっとしたことでみんなの役に立っているのである。
さて、それに気づかされるまでの話であるが、みんな妙に一円を励ましているようで励ましてない発言が面白い。
その中に、皆が思うこともあるかもしれないと考えるとさらに面白い作品なのではないだろうか。
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