イチオシレビュー一覧

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ダーティ&ハードボイルドファンタジーの名作!

「あたしはミア。冥土の土産に教えてあげるから、真っ直ぐ天国まで届けなさいよ」

 そう決まり文句を口にするのは月夜の怪物の二つ名を戴く金髪のツインテールをなびかせるミア。
 本作は緻密な描写やしびれるセリフで溢れており、まるで自分がその場にいるかのような感覚を覚えます。
 
 張り巡らされた伏線に謎が謎を呼び、ページをめくる指が止まらなくなること請け合い。
 一章完結したところなので読みやすい分量になっているのでおすすめです!
 最後にお気に入りのセリフで締めさせてください。


「あたしはミア。冥土の土産に教えてあげるから、真っ直ぐ天国まで届けなさいよ」

ダークというよりダーティ

  • 投稿者: λⅢ   [2020年 12月 12日 01時 17分]
一章と番外編を読みました。昼間のバイトしてるの草。
それはともかく、殺しが当たり前に起きる社会という設定はなかなかに面白いと思います。ミアもカイもコインの相棒もみんないいキャラしてて、みんな血なまぐさい設定背負ってて良かったです。

ただ、文章力を発揮しすぎてるのか僕の読解力の問題かはわかりませんが、全体的に読みづらかったです。

めちゃくちゃオススメです。

  • 投稿者: 皆川大輔   [2020年 11月 25日 02時 23分]
読み進めていっても飽きが来ない作品でした。

シリアスな雰囲気でが伝わる地の文に、登場人物のひとりひとりが際立つ個性を持っていて、「どうしてこんな行動をしているんだろう」「なぜこんなことを?」といった行動を想像しながら秘密が解き明かされていくので謎解きを見ているような気分になります。

また、世界観が独特ですが、緻密な表現で描かれていて想像も膨らませやすく、とても惹き込まれます。

めちゃくちゃオススメの作品です。
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