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飾らない等身大の言葉で、語りかけるように書かれた詩って、けっこういいと思いませんか?

  • 投稿者: 砂礫零   [2022年 06月 07日 00時 18分]
詩を読むのは、好きで、嫌い。
そんな人も多いのではないでしょうか。
好きなのは、自分の心に一語一句響いてくるような詩を見つけたとき。
嫌いなのは、フィーリングが合わないとき。何読まされてるんだって思いますよね。
だからこそ、好きな詩を見つけたときの喜びはひとしおなのでしょう。

さて、ここに完結済みの詩集があります。
冒頭の一部を、少し引用してみましょう。

「 私はふと思う。

  秋の夜長に考えることはなんだろう。

  食べ物の事? それともスポーツのこと?

  私はこれからのことを考えてしまうんだ。

  何故だろうと不思議で。 」

飾らない等身大の言葉で、語りかけるように書かれた詩。押しつけることも、おもねることなく、淡々と詩人の世界を見せてくれています。
そんな詩が30篇。どれも、すきま時間で読めるものばかりです。
短いことばの中に、あなたに合うものをさがしてみませんか?
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