イチオシレビュー一覧

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守りたい、その笑顔

切ない思い出、ややこしい過去。生まれつきの臆病さ。

他人より少しだけ、息苦しい日々を送っていた二人がひょんなことから距離が
近づいて、興味を抱き、話しかけてみる。

人と人との境界線を無くすことはとても怖いこと。
それらを乗り越えて自分という人間を見せることは難しくて。
だからこそ、勇気を出して近づいてくれること。自分の気持ちに応えてくれることに、言葉にできないほどに嬉しくて、胸が震える。

君が笑い、泣き、怒ってくれるだけで、恐れる気持ちなんて持っていかれる。
そんな君に、自分は何が出来るのか。何をしてあげられるのか。そればかり考える。いい循環になっている。

優しいお話を書かれる作者さまです。このお話とともに、他の作品もご覧になってみてください。
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