イチオシレビュー一覧

神様の使徒として色々な世界にトリップする主人公。

異世界や地球の問題を、神様パワァの暴力で、あるいは口八百で強引に解決し、最後に「この魂の光が目に入らぬか！？」「ハハー！」と全員を納得させて帰るその様、紛うことなき水戸黄門の文脈。つまり安定して楽しい。

また行先の異世界のルールが毎回微妙に違うお陰で、同じ文脈なのに飽きが来ないギミックも見事。

問題の落とし所を見つける所も上手く、問題解決に主人公のエゴを叩きつけてるのに余りイキリ臭が強くならないのは作者さんの凄いところ。

オススメです。

作者様の猫愛がとんでもない作品です。主人公と猫たちのとのやり取りにはニヤニヤとしたり、爆笑したり、あるあると思ったり、非常に楽しく読ませてもらっています。
主人公も神の使いで、圧倒的な力をもっているのに、ちゃんと小市民な感覚をもっているのもすばらしいです。
キャラクターも各々がとても魅力的で、神も人も皆イキイキとしています。骸骨さんかわいい！
異世界現実世界も往き来するので、読みごたえばっちりで、飽きがきません。
この作品が埋もれているのはもったいないと思い、初レビューさせていただきました。

猫好き、神好き、異世界好きの方是非読んでみて下さい。