イチオシレビュー一覧

「男の胃袋を掴んだら勝ち」
　昔からよく言われていますがこれってかなり難しいと思います。だって何を美味しいと思うかは人それぞれ。まず相手の味覚ハードルを熟知しなければいけません。

　こちらは「食事は生命維持のため飽きずに続けるもの」と言い切ってしまう大学教授と1人の女性お話です。
　好き嫌いがなくなんでも食べてくれる、食べた物はたいてい美味しいと言ってくれる、しかし「好きな食べ物はない」この教授なかなかの強者というか癖者です。

　なんで主人公はこの教授が気になるの？読んでいて疑問に思いましたが理由は作中に出てきます。この教授ずるいです。サラッとキュンとさせてきます。罪深い男です。

　あなたも主人公と一緒に教授に振り回されてみませんか？