イチオシレビュー一覧

　マンションの一室に部屋を借りて暮らす主人公の男性。
　彼はある時、同室に見知らぬ女性の気配を感じます。姿がはっきりと見え、匂いもする。しかし主人公に彼女はいません。
　彼女を人ならざる者だろうと考えた主人公は、市の職員や近所住民を装って接触していき……？

　丁寧に描かれる人間の狂気にゾッとする、ヒトコワホラー。
　面白いのでぜひご一読ください！

主人公の行動は、最初かなり怪しい。
市職員のフリをして、独り暮らしの女性を突撃訪問。けしからん。
インタビューの内容も、かなりふざけている。

『ここは、あなたの家ですか？』

わけわからん。女性からすれば、かなり怪しいだろう。独り暮らしの女性を怖がらせるなんて、けしから……　ん？

主人公が、近所のオバちゃんと知り合いだとぉっ！？　全く不審がられずに、　『佐藤さん』　とか呼ばれてるっ……！？

……てことは、ここは本当に、主人公の家……？

じゃあ、主人公の留守中に、そこに在宅してる女性は、誰……？

読み進めていくうちにじわじわとした恐怖に襲われていく、珠玉のホラー短編。

……　いちばん怖いのは、誰……？

家賃の安い賃貸マンションに住み始めて、何か気配を感じるようになった主人公。

一人暮らしなのに、部屋から女性の気配を感じる。

部屋に幽霊がいるんじゃ……？


そう気がつき、主人公はとある行動に出る？



幽霊は怖いという常識（？）があるが、その幽霊がめっちゃ好みのタイプだったら？



はてさて、どうなるのでしょうか？


あっ、ホラーですからね。くれぐれも、ホラーですからね。

ひえっ！　となること必至です。

３０００文字なので気軽に読めますよ。どうぞ！