イチオシレビュー一覧

愛には様々なカタチがあって、世の中は愛に溢れていて、だったらこれだって立派に愛なんです。
夢のような愛なんです。
夢だからこそ、巡り廻ってめくるめく想いが止まらないんです。

誰かを好きになって、その愛が限界まで振り切れてしまうと狂気に見えてしまうのかもしれないけども。
しかし、愛と狂気の境界線なんて誰も引けやしないんだから。

この作品は一遍の詩である。
一通の手紙である。
一息の独白である。

サロメの純粋な愛が紛い物だったなんて、誰にも判断できやしないのです。