イチオシレビュー一覧

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現場のことを知らなくても、応援することぐらいできる。

  • 投稿者: 暮伊豆   [2021年 07月 04日 11時 02分]
『今、病院は大変!』
『今こそ医療従事者に感謝を!』
『医療差別をやめよう!』

などと言う気はない。
ただ、このエッセイを読んで欲しいだけだ。

病院のお世話になったことのない人なんていないはずだ。
だが、その現場で何が起こっているか知っている人は少ないはずだ。

だが、いくら知らなくても……
そこで働く人々の苦労は想像に難くない。

少しでいい。
本作を読んで現場に心を寄せてみて欲しい。


本作の作者は現役のナースさんだそうだ。
私は、そんな作者さんを応援したくてこのレビューを書いた。

言いたいことも言えないこんな世の中じゃあ毒に侵されるだけだ。現役看護師の心の声に耳を傾けろ――

∀・)こんばんわ。反町隆史のポイズンを現在ヘビロテしております。いでっちでーす☆☆☆


A・)今宵紹介しますのは現役看護師なろう作家でいらっしゃいます工藤まなみさんのエッセイになります。こんな世の中だからこそ大変な医療現場の生の声、それは想像を絶するを超えてました。でもそこには彼ら彼女達が受けて立たなければいけない現実があるわけであって、そうした声を我慢してださないのは違うと思うんです。


僕は介護職ですが、閉鎖された世界でピリピリしながらも、でも仕事が大好きで、感染症対策に励みながら日々生きてます。そんな僕でも、この作品を読んで素直に彼女のことを応援したいなって思った。どうか最後まで戦いきって欲しい。いや、最後まで戦う舞台は違えども、最後まで共に闘い、最後には共に勝ちたい。そうエールを贈りたいのです。これはそんなレビュー。皆様も彼女の言葉に耳を傾けて――

医療現場で働く人の、生の声がここに

家族の誰かが医療従事者。
それだけで近所の人や避けられる、差別される。悲しい現実がたしかにある。
医療従事者の皆さんは、毎日罹患した人たちの治療に奔走してくれているのに。

院内で働く人たちは徹底して対策しているのに、なぜ院内感染が起こってしまうのか。
「自分には関係ない、自分はかかってないだろう。
そういう甘い考えは捨てないといけない」
心からそう思うエッセイです。

医療従事者の生の声がここにも!

 医療従事者さんからの現場の声ですね。大変なご苦労をもうずっと続けられて限界も越えて、それでも継続しなければならない責務の中でご自身はまるでバイ菌のような扱いを受け。

 私もバイ菌のひとりです。私は先日、世界一の罹患者が居る米国在住者として望まれない一時帰国をしました。これは法律上やむを得ない手続き上必須の帰国でしたが、誰にも告げずに帰り、誰にも告げずに戻りました。誰にも望まれないとはなんとも淋しいものでした。

 医療従事者の方々はこれからワクチン接種を優先して受けられるのでしょうが、どうぞ副作用など誰も出ないことを願っています。
 本当に困難な事態に直面しています。その中で自らの進むべき道を変えずに歩む工藤まなみさんに、気持ちばかりのエールをここから送ります。
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