イチオシレビュー一覧

注：レビュータイトルは本編と関係ありません。たぶん主人公が祖父をその手に掛けることもありません。

戦う令嬢がことごとくカッコいいと定評がある永瀬先生。
題名からいきなり推理放棄する探偵モノが今まであったでしょうか。
そこからすでにワクワク感満載です。

内容ですが、まずいきなり敵役である、婚約者を奪った従姉妹の手紙から始まります。
開始早々手紙の内容にイラッとさせられます。

ここで心を軽く一掴みされますが、次の2話目で主人公令嬢がいきなりハルバードをぶん回し、殴殺をはじめます。
2話目で早々スカッとさせられます。

この時点で既に心は鷲掴みです。
二掴み目でもう鷲掴みです。

この心地よい感情の揺さぶり、先生が他作品でも幾度となくご披露されてきた妙文の絶技。

万が一、1話目であれ？と思われてしまった方、必ず数話読み進めてください。
日々を彩る、更新が楽しみな小説の一つになるはずです。