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心に傷を負った人たちがお互いを思いやる優しい気持ち。 この作品で堪能して下さい。

  • 投稿者: 水渕成分   [2021年 03月 02日 22時 15分]
銘尾友朗様主宰の「冬の煌めき企画」参加作品です。

7634字の童話。3部分に分かれ、とても読みやすい文章です。

主人公はトイレの花子さん見習いの花梨(かりん)。物語は途中まで、彼女の視点で展開します。

さて、花梨は先輩ゆうれいの花代(はなよ)お姉ちゃんにクリスマスについて尋ねます。

返ってきた答えは「くりすます? それはなんぞや?」

無理もないです。だって花代お姉ちゃんは江戸時代のゆうれい。

花代お姉ちゃんにクリスマスを教えた花梨はちょっとしたいたずらを思いつきます。

でも、そのことで花代お姉ちゃんの本心を知ってしまい……

ここから先は実際に読んでお確かめください。

心に傷を負った人たちがお互いを思いやる優しい気持ち。

この作品で堪能して下さい。
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