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大切な人の命は、誰のものですか。

  • 投稿者: たかさば   [2021年 05月 05日 08時 15分]
誰もが持っている、幼いころの思い出。
幸せだった日々を与えてくれたのは、かけがえのない、家族。
いつまでも、いつまでも、一緒にいたいと思う、家族の願い。

命には限りがあり、大切な人とは、いつか別れなければなりません。
大切な人が旅立った後、残された者は思い出を胸に、悲しみを胸に、命の続く限り生きていかなければなりません。

しかし、その、理が、変わってしまったら。

誰にでも当たり前に訪れる、死というものの在り方が変わった時、人は何を望み、どう自分の願いを叶えるのか?
老いを失った人類が得たものとは?

自分の叶えたい願いは、誰かにとっては不必要なものになるかもしれません。
一方通行の愛は、時により深い悲しみへと続く、抜け出すことのできない長い長い旅路の始まりとなるのかもしれません。


あなたは、愛する人がいない世の中を、愛してくれる人のためだけに生きることができますか?
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