イチオシレビュー一覧

とりあえず一話だけ読んでもらいたい。

熱く語られるジェンダーなお話がつづられている。
センシティブな話題ではあるが、なるほど確かにとうなずける説得力がある。
そしてとっても面白い。

一話を読み切った後に、続きを読むか悩むのもいいだろう。
というか一話を最後まで読んで面白いと思ったのなら、是非とも続きを読むことをお勧めする。

この物語は主人公の加藤がいい意味で目立っている。
好感が持てるし、リスペクトもできる。
今時こんな主人公してる主人公なかなかいないと思う。

そんな主人公が様々なキャラクターを巻き込んで事件を解決する物語。
一気に読み切れる勢いがあるのでお勧めです。

ラーメン屋に入って、ラーメンを注文したら、ラーメンが出てくる。


当たり前だよね〜〜〜〜？


と、思ったアナタ。原作付きの映画を見たことありませんね？　原作の良さを潰してやりたいことをやる映画ですよ。『原作○○○』って呼ばれているんですけど。

でね。

『小説家なろう』には推理小説が日々載せられて、面白いやつがたくさんあるんです！
だが、実は本来の『推理小説』はあんまない。
面白いから！　それでいいんだ！　でも我々『本格ミステリーファン』はちと寂しかったりする。

そこに登場したこの小説ですよ！
①探偵が一癖も二癖もある
②事件が非常に不可解
③見事なロジックの積み上げ
④深まっていく謎
⑤「謎は全て解けたー！」のカタルシス

キタキタキタキタ。これだよ！これ！

まだ完結してないので⑤は保証できませんがそれ以外は保証します！
オススメだよっ。ラーメン一丁！

あなたが養護教諭として何が出来るかを、八百字以内で述べなさい　と採用試験で書いた文章から始まります。読んで成る程と唸ってしまうが、試験でこれ書く？という内容もある、がこの話。そこは男子高が舞台。保健室担当の養護教諭となれば誰もが想像するグラマーな美人教諭を理想とするだろうが、この主人公の養護教諭は男性である。そうおっさんです。しかしこのおっさん教諭はなかなか生徒思いのいい先生なのだ。保健室担当にはもう一人いるのだが、その女性教諭をおっさん先生はこう表現する。無限に広がる横幅の体躯に、顎と首が一体化した、栗饅頭のような顔が乗っていた。と。この白根澤先生もいいキャラしてます。２人共いい先生ですよ。現在、自宅以外のベッドで横になると死んでしまう病気なので。と悩みを抱える生徒を救う為に動いています。なろうのテンプレから外れているかもしれない。けれど、この作品は超絶面白い！読んで後悔はさせません！

本作品の主人公・加藤誠作は、私立男子校の男性養護教諭である。
おいおい？　男子校の男性養護教諭！？　そんなの求めてない！！
と思ったそこのアナタ！　騙されたと思って読んでみましょう、というか読もう！
まずこの作品は出だしが凄い、加藤が教員採用試験で出した小論文。
これが破壊力抜群、というかこれだけで本作を読む価値がある！
だが出だしこそ、少々アレだが意外に加藤はちゃんと養護教諭してます。
まあ萌え要素とかはないけど、一つ一つの話がなかなか面白い！
だからなろうのテンプレに飽きた！
というそこのアナタ！　騙されたと思って本作を読んでみましょう！

所謂「保健室の先生」、養護教諭は圧倒的に女性が多い。
しかし、本作品の主人公である加藤誠作は、全国でも珍しい男性養護教諭である。
まず、初っ端に、公立の教員採用試験に際し、加藤が提出した小論文が登場するのだが、これが傑作なのだ。
いや、これで採用が決まったとしたら、採点基準が疑われる代物である。
まず、それがどんなものか、直に読んでいただきたい。

まぁ、いろんな意味で規格外な男である。
そして、どうにか、私立男子校の養護教諭の職に就いたわけであるが、やらかしてるのである。
ただし、生徒のためとあらば、やるのである。

そんな加藤と加藤の同僚である白根澤翠子の活躍。
是非、読んで欲しい。