イチオシレビュー一覧

作者様ご本人様が主宰の「カドゲ・ボドゲカフェ企画」の参加作品です。

２２３９７字の童話。多少、文字数が多く感じられるかもしれませんが、９部分に分かれ、ストーリーに適度な起伏があり、文章はとても読みやすいです。

主人公はおとぎの森で喫茶店を開いたオオカミのワオン。でも、一か月たってもお客さんが来ません。

おとぎの森だって、オオカミは怖いって思われてるんです。

寂しがるワオンにアイデアを出したのが友達で三毛猫のマーオ。

「ボドゲカフェにリニューアルしようぜ！」

作者様オリジナルのカードゲームを使い、ワオンとマーオ、そして、人間の双子の男の子と女の子のゲームが始まります。

オリジナルゲームの描写も楽しいですが、読み終わった時、きっとあなたはほっこりとし、優しい気持ちになっていることでしょう。