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面白い小説は面白い

  • 投稿者: しゅーふ   [2021年 07月 06日 19時 36分]
連載は、朝夕の大体2回更新でした。まどろっこしいなと思いながら、完結してから一気に読みたいなと思いながら、毎日毎日、掲載される度に朝と夕に読んでいました。完結したのでこれからは一気に読めます。そんなに長い時間はかかりません。楽しい時間になるだろうと思います。
でもね、
完結したので今から読む人は、一気読みできてしまいます。連載小説を掲載されるたびにワクワクしながら少しずつ読む楽しみは味わえません。だって続きがあるのですから、続きがあるならば、続きを読まずにはいられないでしょう。残念でした。リアルタイムで読む連載小説を少しずつ読む楽しみは失われてしまいました。
でもねでもね、それを除いても楽しめますよ。是非お読みください。
私もこれから何度か読み返すでしょう。面白い小説は何度読み返しても面白いものです。読むたびに印象も変わります。
もう一度かきます。是非お読みください。

シリーズ3作目で明かされる宮廷書記官リットの秘密の数々。知りたくありませんか?

ご存知、宮廷書記官リットシリーズ3作目。完結したばかりです。

今回の厄介事は、紫の瞳と金の髪を持つ王姉の遺児を名乗る神官。
そして、それに伴う神殿の書記官の登場。

王姉の遺児と騙れば、死罪。
確かめようとしたら、暗殺騒ぎ。

さて、本当に本物かな?


そして、明かされる宮廷書記官リットの秘密の数々。

悲劇とニンジンが嫌いな理由。
三つ編みを結い続ける意味。

その根源にいる1人の男。
そして、憂鬱に沈むリット。

「『別に。興味ないので』
『ひどいな!』
 思わずリットが振り返れば、真剣な茶色の瞳があった。

『リット様は、リット様です』
 トウリが言う。」

リットが沈めば、引き上げる侍従のトウリ。
2人の関係性にもご注目。

振り回されるのは、性に合わない。
導いた線で描く道筋。

さあ、リットの描く優雅な物語をお楽しみください。
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