イチオシレビュー一覧

香月よう子様主宰「夏の夜の恋物語企画」参加作品です。

現実世界恋愛で文字数は６５２４字。そこそこの字数ですね。それだけ甘いやりとりが楽しめるということです。

主人公は陸上部員の時政拓海くん。彼は短距離のホープで密かに想いを寄せている津々井つぼみさんから、余った線香花火を二人でやろうと声をかけられます。

いやもうこの段階でドキドキものですね。

更につぼみさんからこんな提案が「線香花火の長持ち勝負をしよう。負けたら、相手の質問に一つ正直に答える事」

もうこれ以上はこの場では語りません。実際にお読みになってハラハラドキドキの駆け引きをお楽しみください。

初々しい恋愛を特等席で臨場感たっぷりにどうぞ。

とても爽やかな主人公の秘めた恋心
そりゃあメインはソコですよ。

なにせこちらは、香月よう子　様主催
夏の夜の恋物語企画　投稿作品ですからね。

でもね、登場人物が魅力的じゃなけりゃ物語はボヤけるのです。

素材の鮮度・質　文句無し！！

物事を直向（ひたむ）きに真摯に取り組む時、人は輝き、魅力に溢れ、その横顔は何よりも美しい。

お味もしっかり　甘いのに刺激的
是非　ご賞味あれ

憧れの先輩と主人公は花火をすることになった。
その花火とは線香花火である。
そして、先輩と線香花火で勝負をすることになったのである。
先に玉を落としたほうが負け。
負けたほうは相手の質問に答える事。
そのようなルールで線香花火の勝負は始まった。
勝負の中で先輩に主人公は「なぜ僕を誘ったのか」と、聞く。
すると「聞きたいことがあったから」と、先輩は答えるのであった。
聞きたい事とは一体なんだったのだろうか！

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