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聖女も未来の旦那様も自分の好意ばかりでなく、相手や全体を思いやっています。応援したくなりますよね。

  • 投稿者: 水渕成分   [2021年 10月 14日 16時 37分]
香月よう子様主催の「夏の夜の恋物語企画」参加作品です。

7596字の異世界恋愛。わくわくじれじれをたっぷり堪能できます。

主人公は聖女ミレーヌ。彼女は毎晩予知夢を見ます。

神から伝えられる「神託」としての予知夢。

それにより彼女は国の危機を救い続けてきたのです。

ところが今回の予知夢は「夏の夜……あなたは司祭ヴィクトールと結ばれます……」

これは大変。結ばれるということは結婚するということ。それは「司祭」も「聖女」も辞するということ。高い地位を捨てるばかりでなく、責務を放棄することにもなります。

だけど、聖女は司祭に好意を持っています。そして、恐らく司祭も。一体、どうなるこの恋模様。

それは実際に読んでお確かめください。

聖女も司祭も自分の好意ばかりでなく、相手や全体を思いやっています。応援したくなりますよね。



夢で告げられた旦那様

こちら、香月よう子さん主催の、『夏の夜の恋物語企画』参加作品です。

聖女ミレーヌは、幼少の頃から夢で神託を得ることができました。
それにより、国の危機を何度も救っています。

そんなある日、修道院で過ごすミレーヌにもたらされた神託は……。

なんと、夏の夜に司祭様と結ばれるというもの。

その司祭様は、真面目で誠実で人当たりも良く気配り上手で、しかし、司祭という立場に殉じている様子。

ミレーヌもまた、予言の乙女としての立場に殉じています。

それはそれとして、神の予見は絶対で、結ばれるといったら結ばれる?……とはいかず。


司祭と聖女。
二人の、責務と、立場と、想いとが、静かに紡がれて、寄り添い、重なり合う。
その結果を、見届けて欲しいのです。

聖女がお告げで知った旦那様とは?

  • 投稿者: 退会済み   [2021年 08月 04日 20時 10分]
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主人公は聖女である。
主人公は住む国の聖女とは神託を呼ばれる「予知夢」を見る女性のことだった。
主人公は幼い頃から「予知夢」を見た。田舎暮らしの主人公であったが、その噂は瞬く間に都に広がった。
そうして主人公は聖女として修道院に招き入れられることになった。
主人公の見る予知夢は国を危機を救い続けた。
だが、ある日主人公は「予知夢」で未来の旦那様を知ることになるのであった。
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