イチオシレビュー一覧

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どんどん伸びて、最後に縮む。その時、隣にいるのは……。

  • 投稿者: 三羽高明   [2022年 09月 02日 22時 02分]
家が隣同士で、生まれた時期も同じ夏帆と夏樹は幼馴染み。彼らはずっと一緒に成長してきました。

ある夏の終わりの帰り道、夏帆はふと思います。私たちはいつまでこのままでいられるだろう、と。夏帆は、いつか夏樹に置いていかれてしまうことに怯えていたのです。

そんな夏帆に対して夏樹が言ったこととは? 幼馴染み二人の「距離」をテーマにした作品です。

夏の終わりの一つの情景。優しい物語。お楽しみください。

  • 投稿者: 水渕成分   [2021年 12月 09日 22時 07分]
黒森冬炎様主催の「ライドオン・テイクオフ〜移動企画〜」参加作品です。

961字のヒューマンドラマ。文字数は短めですが、中身は非常に濃いです。

主人公は女子中学生の夏帆。基本的に物語は彼女のモノローグで展開します。

登場人物はもう一人しかいません。もう一人は男子中学生の夏樹。

お母さん同士が親友で家は隣通し。同じ病院で同じ日に生まれた。そんな二人。

でも、中学生というのは一つの転機です。夏樹の背は夏帆を追い越し、声変わりも始まっている。男女別行動になったりする時期です。さて、この二人は?

それは実際に読んでお確かめください。

夏の終わりの一つの情景。優しい物語。お楽しみください。

始めは短くて、だんだん長くなり、そのうちまた短くなる。それってな~んだ?

黒森 冬炎様御主催の「その文字列を盛り上げろ!~劇伴企画~」参加作品である本作の主人公は、女子中学生の夏帆ちゃん。
御隣に住む同級生の夏樹君は、夏帆ちゃんにとっては幼馴染です。
同じ病院で同じ日に生まれ、共に「夏」という漢字が入った名前という縁もあり、二人はずっと一緒でした。
ハイハイしていた赤ちゃんの頃から一緒に成長して、今は自転車通学の中学生です。

ある夏の終わり日の帰り道、夏帆ちゃんはふと気づいたのでした。
自分達は、いつまで一緒にいられるのかと。

そんな夏帆ちゃんの問いに、夏樹君は何と応じたのか?
ここから先は、あなた自身の目で御確かめ下さい。
互いの存在を大切に思い合える少年少女の関係性に心が洗われる、爽やかで素敵な御話です。
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