イチオシレビュー一覧

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不完全でも愛があればそれで世界は救われる

 この世界に空や大地、海、音楽や言葉、昼や夜、太陽や月を作るのは、遠くの存在である女神様。
 しかし、女神様は私達が存続している完璧で厳格なイメージとは懸け離れた怠惰な女神でした。
 それでも、女神様にはそんなことを気にも止めないほどの、とても優しい愛をたっぷり注ぎ込んでくれたのです。
 私達の世界は、もしかしたら素敵な女神様によって美しさが保っているのかもしれませんね。
 とても柔らかくて素敵な詩を、是非参加企画の楽曲と共にご覧くださいね。

バランスが絶妙、素敵な作品でした!

  • 投稿者: 四季   [2024年 09月 06日 00時 48分]
偉大ではないかもしれないけれど、それでも構わない。

女神だって色々いる。
完璧ではなかったりもする。

でも! やる気も、愛も、確かにある!( ・∇・)

そんなイメージが読んでいて楽しい一作でした。

重厚感のあるタイトルと中身のほどよいライト感、そのバランスが絶妙でとっても素敵な作品でした♪♪

みなさま、よければぜひ、今夜この良作を読んでみてください~!m(_ _)m

世界は言葉から生まれる。

  • 投稿者: 退会済み   [2022年 02月 19日 15時 11分 ()]
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 私たちが日常的に交わす挨拶や言葉。
 それは社会、延いては世界との繋がり。

「世界は言葉から生まれる」

 それは文章も同じ。
 「あ」と打ってみよう。それはただの感動詞の「あ」かも知れない。
 「明日」や「愛」に繋がる言葉かも知れない。
 ともかくその台詞を言った人物や地の文と言った世界が創り上げられるのだ。

 そしてひだまりのねこさまはこの詩という世界を創り上げられた。
 曇りと晴れ、昼と夜、太陽と月、見事なコントラストの素晴らしい詩を。

 私は言葉を扱う時、女神の存在を感じることがある。
 創作者は皆、女神に守られた世界の創造主なのかも知れない。

私の世界に光あれ

  • 投稿者: 三羽高明   [2021年 12月 25日 22時 01分]
神様が世界をハンドメイドする様子を綴った詩。けれどその『神』は、聖書に出てくるような創造主ではなく、ちょっと怠惰で不器用なところのある女神様でした。

それでも彼女がこの世界に注いでいる愛情は本物です。女神の心を写す魔法のように美しい空、細い体から作られた山、そして歌は音楽になり、そこに住まう人たちを楽しませます。

生めよ増やせよ地に満ちよと世界が色付いていく様は、文字通り神業そのもの。こんなところ、一度でいいから行ってみたくなります。

産みの瞬間、女神は何を思う。

  • 投稿者: burazu   [2021年 10月 02日 21時 08分]
今回レビューを書かせて頂きます。

タイトルからして壮大な物語を思わせましたが、女神様の語り口がそれを感じさせない温かくも馴染みやすい語り口調だったのです。

世界を作るというととんでもない大掛かりなことですが、女神さまは母であり、世界は子供と置き換えやすく身近に感じます。

とは言え、産む行為は人であれ世界であれ大変尊いものであると思います。

女神様の思いをその目に焼き付けてください。
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