イチオシレビュー一覧

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純粋で、どこまでも切ない恋心を描いた詩作品。短いですが心に刺さります。

 別れた愛しい人のことを思い出し、もう一度会いたいと願う。
 再び声を聞かせてほしい。笑っていてほしい。心のままに想いを叫びたい。忘れられないように傷つけたい。
 でもそれができなくて、「君のせい」だと言うしかない。
 そんな、純粋でありながらどこまでも切ない恋心を描いた詩作品。

 非常に短いですが心に刺さる作品です。
 とてもおすすめです。ぜひ一度読んでみてください!

君がいるだけで、こんなにも

  • 投稿者: 三羽高明   [2022年 11月 03日 20時 49分]
「君のせいなんだ 全部 君のせいなんだ」

苦しみの責任を「君」に転嫁する主人公。というのも、主人公は「君」によって心を掻き乱され、八方塞がりになっていたからです。

今にも胸が張り裂け、そこから漏れ出してきそうな叫び。相手に忘れられたくないから、いっそのこと手酷く傷付けてしまおうかというどす黒い考え。生まれ変わってもまた会いたいと願う貪婪さ……。

それらは全て、「君」の存在によって引き起こされたものです。

愛することの苦しみを描く作品。真摯な思いに胸を打たれます。

「君のせい」とは一体?

  • 投稿者: 退会済み   [2021年 11月 03日 11時 07分]
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この詩には繰り返し「君のせい」というフレーズが現れる。
この「君」とは誰だろうか?
私は別れた恋人だと考えた。
そのように考えるとこの詩は悲しい詩であることがわかる。
恋人との別れというものは辛い。
そのため、この詩の「私」は「君」との別れを悲しんでいる。
「君」は「私」のとある一面を気づかせたようである。
その一面とは一体なんであろうか?
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