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信じて逝った彼の賭け

  • 投稿者: 宵凪海理   [2021年 12月 03日 00時 40分]
自ら命を絶った1人の冒険者が、遺書を残した。
それは「大好きなギルドの皆へ」という書き出しで始まっており、死後を託す書置きとしては正しいように見えます。
しかしその冒険者は、なぜか遺書をすぐに見つかる場所ではなく、罠を超えて行かないと発見できない場所に隠していた。

ようやくギルドメンバーが遺書を発見して……。
そこには死者が抱えていた想いが詰め込まれておりましたが、あくまで手紙である以上、一方的なものになります。
遺された文字が語り掛けてくるようある程度な構成なのが、味わい深かったですね。
あらすじを見ることで、ギルドメンバーの選択について分かる部分もあるんですが、細かいリアクションは描かれていない事で、色々と想像できる余地があるのが好きです。
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