イチオシレビュー一覧

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その言葉の真意とは――

 ある日、クラスメイトの女子・巽さんからカセットテープを渡された主人公の下野くん。
 テープを聴いてほしいと言われて立派なラジカセを貸してもらう彼ですが、再生してみると聞こえてきたのは『きすがんくのもし』という八文字の謎の言葉。
 その言葉の真意は一体何なのでしょうか?

 最後にはニヤニヤが止まらなくなる、高校生二人の甘ーい青春ラブコメ。たった千文字なのにとっても面白いです!
 同じ二人が出てくるこちら(https://ncode.syosetu.com/n1451hj/)の短編も併せてぜひ読んでみてください♪

千文字でニヨニヨできる! 驚ける! 間違いなく名作です。

  • 投稿者: 砂礫零   [2022年 03月 26日 00時 30分]
クラスメイトの女の子が渡してくれたカセットテープに録音された、謎のワード。
どういう意味なのか…… ある操作をすると、謎がとけるかもしれませんよ。
たった千文字で、ニヨニヨできること間違いなしの好短編。ぜひご一読ください。

…… で、こっから先は私の個人的な推しポイントなんでスルーしてもらっていいんですが……

とにかく、めちゃくちゃ上手い!
今や懐かしいアイテムとなっているところまで含めて、カセットテープの特性をしっかり活かしつつ、一篇の話としてまとめあげる手腕!
ラストをわざとぼかすことでできる余韻!
『おおう、こんな手があったのか!』 と、アゴが外れるほどびっくりしましたとも。

千文字でこんな名作見たのは、第1回のなろうラジオ大賞以来だと思っています。
あっ、もちろんほかの応募作品も、素晴らしい作品ばかりですけど…… 個人的にはこれが超好き!
なので未読の方はぜひご一読ください!

思いは伝えたい。でも、恥ずかしい。そんな時には……

  • 投稿者: 水渕成分   [2021年 12月 05日 22時 17分]
「第3回なろうラジオ大賞」参加作品です。

企画の趣旨に基づき、文字数は996文字。ジャンルは現実世界恋愛です。

登場人物は下野(しもの)くんとクラスメートの巽(たつみ)さんの二人のみ。

ある日、下野くんが巽さんから受け取ったのは何と彼女の声が録音されたカセットテープ。

また随分古風なものを。カセットテープの再生機器など持っていない下野くん。

すると巽さんは再生機器まで用意してるし。

下野くんは状況が分からないまま、再生すると意味の分からない言葉が。

そう。それがタイトルの「きすがんくのもし」。

意味分からない。でも、巽さんが貸してくれた再生機器に謎を解くカギがありそうですよ。

それは実際に読んでお確かめください。

思いは伝えたい。でも、恥ずかしい。そんな時には……

その気持ちは、君にしか聴かせたくない♡

本作は間咲正樹さんが紡いだ「なろうラジオ大賞3」の参加作品である。

登場人物は、どこかで聞いた(いや誰もが知ってる)名前な2人。
そして作中において2人が何をするのかと言えば……タイトル通り、ヒロインから主人公がカセットテープを渡されるというもの。

しかもこれまたタイトル通り……2828必須なメッセージが込められたカセットテープである。

果たして、主人公はこの後どうなるのか……一緒に見届け想像しましょう(意味深

いなえいはとりきっは

  • 投稿者: 宵凪海理   [2021年 12月 03日 20時 18分]
なろうラジオ大賞3に参加作品。
クラスメイトの女子から突然カセットテープを渡された主人公の下野君。
「実物は初めて見た」とか言う辺りに世代を感じましたね……。

閑話休題。
家に帰ったら聞いてほしいとテープと、再生機器まで渡されて。
そこにはよくわからない言葉が録音されていた。どういうことだと首をかしげていた所に、見慣れない機能を見つけて……。

分かる人にはタイトルを見た段階で分かってしまう仕掛けではありますが。
しっかりと違和感を見つけてた彼が、それを聞いてどんな顔をしたのか想像するだけでニヤニヤしてしまう。
短いながらもしっかりと恋を描いている、安定感のある短編。
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