イチオシレビュー一覧

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人間の業 ここに極まれり

事実を知った時、人は知る前には戻れない

かつての桃太郎は善人そのものだったが、おじいさんやおばあさんに騙され、勇者だと思っていた自分がただの生贄でしかなかったことを知り、見捨てられた彼もまた何もかもを見捨てる道を選んでしまう

彼を生贄にしようとさえしなければ、違う道もあったかもしれないのに……

そういった“もしも”を考えずにはいられない
そんな作品でした
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