イチオシレビュー一覧

※タイトルでお気付きかもしれませんが、食事時には向かない作品かもしれません。
しかし、ぜひとも一度は読んでいただきたい作品。



　主人公が、同僚と行きつけの定食屋へ向かうところから物語は始まる。

値段も安く、味だって悪くない人気店。

　だが、今日は違った。


　異物混入。

　しかし、テレビやネットニュースで流れる類のモノとは、一味も二味も違う。

驚愕する主人公をよそに、同僚は美味しそうに食事を続ける。

　どうやら、同僚にはコレが見えていないらしい。

　彼は味噌汁を残し、メインの料理に手を伸ばした。


　会社への帰り道、味噌汁を残していた彼を同僚が心配する。

　読者も思う。
「そんな店、二度と行くわけないだろう？」
　
　しかし、不可思議な彼の様子に、好奇心を掻き立てられる。

　
　
　あなたは、あの定食屋に行ってみますか？

　様々な意味で、後を引く作品です。