イチオシレビュー一覧

　人間たちの様子をみていた星が、花火の音に驚いて流れ星として落ちてしまう。
　実をいうと星は予定よりも早く落ちてしまい、これではみんなが花火に夢中で、誰にも自分を見てもらえないと嘆いてしまったのだ。
　そんな中で、1人の男の子が気がついて……。

　お星さまの視点から始まるこの童話では、とある小さな出逢いを書かれているのですが、その出逢いが奇跡を起こします。
　心が通った瞬間ところにはホッコリと幸せな気持ちになることが出来るのではないのでしょうか？
　私達にもこのような出逢いがあると信じたくなる素敵な物語なので、是非今1度ご覧ください。

この話は巡り合わせというものを考えさせられる話です。
この話は、花火の音に驚いた小さな星が準備も出来ずに流れ星になってしまう所から始まります。
花火大会の日なので誰も星を見ていない事に小さな星は悲しくなります。
ただでさえ準備が出来ていないため、小さな光しか放つことができませんでした。それに花火大会が重なってしまったのは不幸としか言い様がありません。
ただ、それが無ければ出会うことの無かった巡り合わせというものがこの話にはあります。
人の縁も同じようなものかもしれないと考えさせられるお話しです。
おすすめです！