イチオシレビュー一覧

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ひらがな全部を1回ずつ使って作文します。

よむやつ えらべぬ とき、

ゆびに おもいこめ、

したの あかりんくを ぽち♪

みれば わろて さけぶね。

まず、そうなるぜ!


如何ですか。これ、ひらがな全部を1回ずつ使って作文しているんです。
おもしろいでしょ。この作品はこういう言葉の遊びばっかりやってるんですよ。

いわばパズルみたいなんですけど、やっぱりそこは文芸でありエンタメになっいく。華麗さ、可笑しさ、様々な表現が出来上がってしまう。

とても奥ゆかしい世界ですよ。

子供から大人まで楽しめる、言葉遊びの宝庫!

 しりとり、回文、謎々……。
 誰しもが幼少期に一度は遊んだ事があるであろう、様々な言葉遊びが、作者さんの巧みな文章力によって、短編となっているこの作品。
 物語ではありませんが、クイズのような感覚で、きっと子供から大人まで、誰でも楽しめます!

 あなたも是非、一読してみてはいかがですか? きっと、あなたも『言葉』の虜になりますよ。

言葉の面白さ、日本語の奥深さ

  • 投稿者: 白遠   [2022年 01月 11日 12時 54分]
小さい頃にやったしりとり。
長ければ長いほど感心した回文。
いろは歌のすばらしさ。

誰もが当たり前に使い、物語を綴る文字というものに縛りをかけて遊ぶ物語。言葉というものの豊かさを実感させてくれます。
作者さんの挑戦と頑張りが見える、「ことば」というものを考えさせられる一作です。
※若干進次郎に持っていかれる。

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