イチオシレビュー一覧

少年たちは夢を打ち上げるために、自分たちが通う学校を目指した。
大事そうに抱える紙袋にはある物が入っている。


お菓子メーカーに勤める女性は、クレーム処理のためにお詫びの品の入った紙袋を手に顧客の家へ向かっていた。


とある男は、クレームをいれたメーカーから担当者が謝罪のために家を訪れるのを、今か今かと待っていた。


とあるテロリストは自らの本懐を果たそうと、恐ろしい爆弾を紙袋に入れてアパートを出た。



異なる登場人物たちが織り成す、四つの物語。
それぞれのストーリーはすれ違うように交錯し、やがて一つに収束する。

彼らがそれぞれ、どんな結末を迎えるのか。
最後まで見届けてほしい。