イチオシレビュー一覧

主人公アキが、現実世界とは異なる異世界、通称アナザ一ワ一ルドへの移動能力を得られる所から物語は始まります。

アナザ一ワ一ルドは現実世界と似ているようで全く異なる世界です。モンスタ一が徘徊していたり、魔法が使えたりとまるでゲ一ムのような…。
果たしてアナザ一ワ一ルドとは何なのか？

そんな不思議な世界を通じて、何者でもなかった主人公が成長していく物語です。主人公の葛藤や、戦闘描写などが非常に丁寧に書かれていて、とても楽しめる作品でした。
設定は王道ながら、しっかりと話がまとまった作品だと思います。

アキが世界に何を刻み込むのか？是非最後まで読んで見てください！

最後に、アキやシキの物語がこれ以上読めないことが残念でなりません。

異世界と自由に行き来できる状態で探索を続ける主人公、そうしている間も現実世界が変容していき、その中で主人公は特別になることができる。そんな内容の小説です。

『現代にファンタジー要素が追加されつつある中で活躍する主人公+異世界に自由に移動できる主人公』の様な現代ファンタジー好きにおすすめ

主人公の現実世界での活躍はここから！という状態なので先が気になり更新が楽しみな作品。

夢に現れた石板に触れたことで、主人公の宗方秋斗は異世界へ転移できるようになった。
「アナザーワールド、ダイブイン」と宣言することで向こうへ行き、「ダイブアウト」で帰還する。
能力が与えられただけで、挑む事も強制されているわけではない。
異世界を行き来するかは自由意思に任されている状況で、魔物がいるような世界に足を踏み入れる人はそう多くはないでしょう。

けれど彼は、転移能力を得たときに頭に入り込んだ情報の中にあった一文が頭から離れなかった。
「挑め。この世に何かを刻みつけたいのなら」
その言葉に誘われるかのようにアナザーワールドに踏み込み、まるでゲームのように魔物討伐やクエスト達成で経験値を得ていくわけですが……。
秋斗が成長しアナザーワールドについて情報を得ていく一方で、現実世界でも変化が加速していくことになって。
果たして主人公は何かを刻み込めるのかどうか。更新が楽しみな作品。