イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

この記憶はだれの夢か

  • 投稿者: 左京ゆり   [2022年 02月 19日 13時 26分]
個の記憶は歴史となり、歴史を識ることは個の記憶に他者を容れること。個々の生には限りがあるが、記され憶えられた夢は、その限りを超えていく。それが歴史であり物語である。記憶を、歴史を、物語を紐解くなかで人間は未知のものを既知とする。その行為を希求することは、他者に対する愛であり希望である。

個と個の記憶が繋がるとき、世界は点から線となる。
↑ページトップへ