イチオシレビュー一覧

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さらば恥丘よ~心のちんこが萎え果てる、不適切にもほどがあるブラックドタバタコメディ~

21世紀の日本から11世紀のイタリアに性転換転生してしまった元農業校女教師で現少年のジャンは、未開で野蛮で貧相な現地の社会に翻弄されながらも、現代知識でどうにか自身の生活水準を上げようとしたら、何故だか気づいたら預言者だの転生した天使だの、反教会のシンボルだのと周囲に勝手に祭り上げられてしまう。何故ならジャンと周囲の人間との間には1000年の知識と精神の差があったからだ。
そんな不適切にもほどがある状況の中で、周囲との誤解が生じ続けながらも、ジャンのもとには勝手に沸いた信者が集い、他力本願な彼らの要望を勝手に押し付けられる。果たしてジャンは念願のピザを食することはできるのか?
1000年もの時と、9700kmの距離が織りなすジェネレーションギャップブラックコメディを、ピザを片手に楽しむべし。

ファンタジー風味の中世ヨーロッパ歴史小説&科学読み物

  • 投稿者: としひろ   [2023年 12月 17日 23時 52分]
中世ヨーロッパの歴史通りの人物が出てきます。
主人公だけが、転生者で元日本人です。
ファンタジー風味で読めますが、歴史と、科学のお勉強もできると言うか、かなり詳しい本格派の歴史科学小説です!
その部分だけでもかなり面白くワクワクします。
ワタクシ、面白いと思った小説だけ読み返すのですが、これは3回読み直しました!!
おそらく、カクヨム版も読むと思います!4週目!
ファンタジー好きも歴史好きも科学好きも楽しめます!
おそらく、書籍化、NHK辺りでアニメ化もするんじゃ無いかなー
作者はイタリア、ヨーロッパで発売される事を望んでいるようですがそれも十分有りえます!ローマ人の物語を読んでいるような読み応えあります!
早めに読まないと、損するよ!そんな作品です!!

ピザは壮大なネタ振りだと思ってます!笑

面白くなくてはレビューなどしない、当たり前。

  • 投稿者: くろはた   [2023年 02月 12日 17時 22分]
 美味しいピザが食べたいがため主人公は頑張り始める。現代ピザに必要なトマトもコーンもアメリカ大陸にしかないためその時代の欧州にはまだ存在しない、ならば取りに行くしか、というのが最終目標だ。日本人なら納得の理由。ここで味噌汁や醤油と言わないところが奥ゆかしい。カレーも要求しないし。
 この作品の特筆すべきところは女性の生理について記載していること。井上ひさしが彼の母親が生理帯を作って売っていたことを書いていたが、なろう系でここまで生理について言及されるのは無いことだった。
 もう「断罪される悪役令嬢」とか「パーティメンバーから追放された有能者」とか「チート能力で異世界無双」とか飽きた。変わった視点からの作品は想像力をかき立ててくれるし非常に楽しくさせてくれる。途中何回中断してもいいから作者の書きたいラストまで書き続けてくれればと願う。

じゃがいも警察、コーン警察、トマト警察をご存じですか?

  • 投稿者: ちちち   [2022年 07月 20日 20時 31分]
中世ヨーロッパを舞台にした小説に、じゃがいも、コーン、トマトがないことを指摘する言葉です。
コロンブス以降、アメリカ大陸から持ち込まれた野菜だから、なくて当然です。

しかし、美味しいものが大好きな人にとっては耐えられない事です。
それは、じゃがマヨコーンピザが前世の大好物だった主人公にとっても同じです。
中世であってもイタリアに転生したからには、ピザを食べずに死ねるかーとばかりに奮闘します。

そんな主人公の転生劇ですが、著者は史実の1054年の超新星爆発をうまく利用しました。
キリスト生誕劇の星(クリスマスツリーの星)とうまくリンクさせる事で、転生前の知識を神様から預かった知識(預言)に化体させました。
これが、宗教が幅をきかせる中世ヨーロッパで主人公が受け入れられる素地となります。

今後の展開次第では、キリスト教会との確執が予想されるのですが、この設定がどう生きるのか楽しみです。

中世ヨーロッパに 転性!

  • 投稿者: 江間吉   [2022年 04月 16日 20時 48分]
中世ヨーロッパに転生する小説が先ず少ない中で更に珍しい転性物というのはもしかしたらこの小説だけかも知れない。まだ書き始めたてのようですがこれからが凄く楽しみなので書き続けて欲しいです。皆さん新しい分野見て見るならこの小説見た方が良いと思いますよ?最後に…、転性物凄く良いと思います!頑張って書いていって欲しいです
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