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クラス転移先の現地人を主人公にした王道ファンタジー

  • 投稿者: John2017   [2023年 06月 05日 21時 07分 ()]
書籍版が発売された今作は、『信者ゼロ』と同じ舞台と時間軸であり、読み易さを始め、『信者ゼロ』の良さと不条理も健在です。

主人公のユージンは攻撃に関する才能の欠如から、幼馴染に見限られ、留学しました。
その先で、ユージンは魔王や異世界人や聖女候補を始めとした、様々な出会いを通して再起します。
前作主人公よりも、恵まれた気はあるものの、卓越した防御力と回復力を始め、培った剣術や仲間たちの協力により、攻略不可能なダンジョンを攻略して行きます。

ここまでならよくある追放ものです。しかし、今作と同じころ、前作のクラス転移した主人公たちは、全人類の家畜化を目論む魔族と戦争に臨まなければならない状況でした。それに対して、ユージンたちは参戦しないことが確定しています。そのため、戦うべき時に戦わなかったユージンたちが、この未来とどのように向き合うのか、ということも今作を読み進める上での楽しみの一つです。

好きです、どストライクです

舞台
話の舞台が同じなので価値観も同じで読みやすいけれども、現段階時点で主な活動場所がダンジョンと「信者ゼロの女神サマ」とは違ってて、「信者ゼロの女神サマ」を読んで、こちらも読ませて頂いてるのに同じ世界とは思えなくて好きです

ストーリー
ファンタジー読んでる人なら馴染みがあって読みやすいかなと自分も思います。それに舞台設定も良くてい書いた所と被るので簡単に言いますと、好きです

自分の思う所
「信者ゼロの女神サマ」の最後のノア様の最後の願いが実はこちらも関わってたりとか思ってたりしちゃってます
それに登場したキャラの名前がちょこっと出てきたりしてて読んでたら あっ! ってなることもあったり
自分の好きな作風でほんと弟子にしてもらいたいほどに大崎先生の作品は好きです
2章以降も楽しみにしています

素敵な主人公とヒロイン。これがファンタジーだ!

タイトルにたいしてツッコミたい気持ちは読者ならみんなあると思うのですが、そこを突っ込んだら負けだと思うので無視して本編へw

舞台設定に関しては作者様の前作「信者ゼロの女神サマ」の世界を共有していますので読者ならすんなり入り込めますし、読んでない方もなろうファンタジーでは馴染みのあるモノなのですんなり入り込めると思います。

いやー、主人公がかっこよすぎます!!
なんか不自然なくらい自信喪失してますけど、とにかく強くて優しい。
ヒロインもツンデレと小動物系でスキがない!みんなかわいい!!

本作も前作のように長編になればいいなーと思ってます\(^o^)/
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