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何もかもが優しく、慈愛に満ちた作品

  • 投稿者: 藤原 柚月   [2024年 11月 16日 19時 28分]
心が温まり、愛情を感じられる作品です。

この物語は、小説の世界の悪役令嬢エミリアとして転生してしまい、大好きな王太子ラインハルトが小説内のヒロインと結ばれるエンドを回避しようとする話。

王道と少し違うのが、前世の記憶を思い出したエミリアが泣き虫だったことと、序盤から王太子、それと護衛騎士に心を開いて真実を打ち明けた所だと思います。

序盤でエミリアとラインハルトが愛を確かめあう場面は心を打たれました。

小説内のヒロインのプリシラも転生者で、エミリアに敵意を向けていたのですが、物語が進むにつれて、プリシラの心にもある変化がありました。

最初から最後まで目を離せられなく、とても温かみがある作品となります。

この作品を多くの方に読んでもらいたいです。

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