イチオシレビュー一覧

多くある宮廷物語というのは、迫害や人死等の鬱要素が多くて、個人的に敬遠してましたが。
この作品にはそういうほぼなく。最初は衝突した人達とも、早い段階で和解して、主人公は皇宮で受け入れられます。
また現時点では、過去話の妖怪の災厄と、襲ってきた敵以外では、死人がほぼ出ていません。
そのため私みたいな、鬱嫌いな人に合う話だと思います。

本題の主人公と母親の秘密に関しては、現状容易に推察できる（それがフェイクという可能性もありますが）流れですが。
その辺は深く考えず、和風ファンタジーの勧善懲悪を楽しむと良いと思います。

ただ一つだけ、ある人物の過去話のみ。これは村ぐるみでのイジメや、幼児への性暴力を思わせる描写があり。
私も一時、もう見るのやめようかと思う程、ショッキングだったので、その辺は気をつけた方が良いです。