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『個性』って何だろう? と悩まれている作者様へ

『描きたい』から『読まれたい』へ変化していく心。
ランキングを見て桁違いの評価に落ち込んで、それなら自分もと、読まれるものを描いたはずなのに読まれない。
……あれ、自分の個性って何だろう?
そんな風に立ち止まってしまった時、ぜひ読んでいただきたいエッセイです。

『個性』を『味』に喩えながら綴られる、温かな言葉。
肩の力がふっと抜けて、他の人には決して出せない、自分だけの『味』に向き合うことが出来ます。

私も疲れた時にこちらのエッセイを拝読し、少しずつ自分の『味』で楽しく調理する方法を覚えてきました。
それは読み手としても、もっと『味わってみよう』と思えるようになったからだと思っています。

作者様の問い掛けに、いつか胸を張って答えられますように。

小説を書くのに迷いが生じている人に

好きで小説を書き始めたのに、ランキングや評価を過分に気にしてしまったり、人と比べては「自分には書く才能がないのかも……」と落ち込むことはありませんか?
このエッセイはタイトル通りに「自分の個性を信じてあげて」というもの。強烈な個性や突き抜けた個性じゃなくてもいい。自分の持っているものを磨いていくことの大切さを教えてくれます。
華々しくデビューする人もいる一方、努力が結果に結びつかない人もいます。それは作家の世界だけではなく、料理やスポーツや会社などどこの世界でも同じですね。
腐ることなく、自分を見失うことなく、自分の強みを活かしていきたい。そんなふうに思えたエッセイでした。
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