イチオシレビュー一覧

　約４，４００字の中に、ワクワクするＳＦロマンが詰まっています。
　先日私はこの作品のキャラクターを描かせて頂く機会がありました。拝読して真っ先に浮かんだのが、ブルーレイパッケージです。TSUTAY◯で手にとって眺めるアレを、自らの手で描いてみたいと思いました。

　頭の中で１巻はヨーイチさん、２巻はダカール船長、３巻はベンさん・クロウさん(脇役キャラをまとめて出すバージョンも好き)、最終巻(？)はネイア軍曹と勝手に妄想し。時間と道具があったら、描いちゃいそう。

　そんな感じで、あなたがかつて見たことある読んだことあるＳＦロマンが味わえるこの作品。読んで、あなたなりの表紙デザインやサブタイトルを考えてみましょう！

　ちなみに、続編『虹雲の先は続くもの？（タマゲッターハウス：宇宙の怪）』が２０２３年１２月に投稿されてます。私の推しベンさんも登場してるので、こちらも読んでみてください！

　かつて、海洋冒険ものは、心躍らせる物語でした。
　だけど、航海・航空技術に衛星写真。
　いまだに、未知の領域はあるとはいえ、地表の海はもはや「有限」の世界。
　異世界とまではいかずとも、せめて時間くらいは越えないと、我々の冒険心を満たし切ることは難しくなってしまったのでは？

　だから、人類は。
　地表より、大きく広がる海を——宇宙を航海することに、より大きな夢を持つようになったのかもしれません。

　そして、ここは無限の海。
　無数の太陽と惑星をはじめとする天体と。それをもってすら、埋めることが叶うべくもない、広大な空間。


　宇宙にとっては、ほんの星のひとかけらかもしれませんが、きらりと光る物語がここにあります。

　あなたも、スリーチュアン号と宇宙を旅してみませんか？