イチオシレビュー一覧

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儚いのに、強く。焦がされてもなお、求める。

 まずは、あらすじから読むことをおすすめします。

 『炎夢螺≪ほむら≫』は、たった245文字の詩です。
 原稿用紙を使うのなら、半分と少しで足ります。

 でも。

 この詩を表そうとすれば、文字はいくつ使っても足りないのです。
 言葉を尽くしても、すべてが嘘のように平べったい。
 読んでください。としか、書けないのです。

 ぜひ『炎夢螺≪ほむら≫』を読んでください。
 そして、心で感じてください。
 その文字を、言葉を、詩を、ゆっくりと深く、味わってみてください。

 あなたを焦がすものは、何ですか。
 あなたを焦がしたものは、今は。

 読み終えたあなたの胸に残る想いは――
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