イチオシレビュー一覧

８千字ジャストの異世界恋愛。いにしえの泥沼ドラマを連想するタイトルですが、明るいストーリーでハピエンです。

主人公はシーラ・ボスマン。貴族の令嬢です。
しかし、彼女は不義の子。亡き母が父ではなく愛人との間にもうけた子。その後、父が後妻を迎えたため、両親ともに血縁関係はありません。弟がいますが、こちらは父と後妻の実の子。

ここでタイトル回収。「私だけが赤の他人」。

ここで継子いじめは起こりません。義父も義母もきちんと主人公を育て、二歳下の弟に至っては姉さんラブで実の姉弟と信じている様子。明るい家庭なのです。

月日は経ち、弟君は見目麗しい青年に成長。だけど、相も変わらず弟君は姉さんラブ。名義上は血縁関係のある姉弟。家族愛か禁断の愛か、はたまた弟君は？

ダークな話ではありません！　気になっているのだけど愛してはいけないと思っていたら、実は　の方です。