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▽レビューを書くこうすれば全員happy end!
- 投稿者: 柴野いずみ@『公爵閣下』一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞! [2022年 12月 27日 05時 35分]
昔話『三枚のお札』。
和尚さんが山姥をぺろりと食べてしまうという、よくよく考えてみればかなりホラーなラスト。ハッピーエンドではありますが、山姥にとってはバッドエンドですよね。
そこでこのお話。ここでは小僧も和尚も山姥も、皆が皆全面ハッピーエンドになるのです。
一体どうやって三枚のお札を使い、ハッピーエンドに導くのか? 小僧の素晴らしい発想が冴え渡ります。
すごくいい話です。1000文字でサクッと読めますのでぜひご一読ください♪
和尚さんが山姥をぺろりと食べてしまうという、よくよく考えてみればかなりホラーなラスト。ハッピーエンドではありますが、山姥にとってはバッドエンドですよね。
そこでこのお話。ここでは小僧も和尚も山姥も、皆が皆全面ハッピーエンドになるのです。
一体どうやって三枚のお札を使い、ハッピーエンドに導くのか? 小僧の素晴らしい発想が冴え渡ります。
すごくいい話です。1000文字でサクッと読めますのでぜひご一読ください♪
第4回なろうラジオ大賞参加作品である本作は、誰もが知る民話「三枚のお札」をモチーフにした御話です。
青森や埼玉に伝わる「三枚のお札」は、いわゆる呪的逃走譚に当てはまる御話で、山姥に食べられそうになった小僧さんが御札の力で生き延びる展開ですね。
とはいえ山姥だって、好き好んで小僧さんを食べたがったとは限らないんですよね。
口減らしで山に捨てられた老婆の成れの果てが山姥という説もありますし、ある意味では彼女も厳しい時代の犠牲者なのかも知れません。
そんな山姥の運命を悲しんだあなたに朗報です。
何しろ本作はタイトルの通り、みんながハッピーエンドを迎えた三枚の御札なのですから。
売り手に良し、買い手に良し、世間に良し。
この「三方良し」は近江商人の経営哲学ですが、本作もまた三方良しの御話です。
具体的にどう三方良しなのかは、あなた御自身でお確かめ下さいね。
きっと幸せに満たされる事請け合いです。
青森や埼玉に伝わる「三枚のお札」は、いわゆる呪的逃走譚に当てはまる御話で、山姥に食べられそうになった小僧さんが御札の力で生き延びる展開ですね。
とはいえ山姥だって、好き好んで小僧さんを食べたがったとは限らないんですよね。
口減らしで山に捨てられた老婆の成れの果てが山姥という説もありますし、ある意味では彼女も厳しい時代の犠牲者なのかも知れません。
そんな山姥の運命を悲しんだあなたに朗報です。
何しろ本作はタイトルの通り、みんながハッピーエンドを迎えた三枚の御札なのですから。
売り手に良し、買い手に良し、世間に良し。
この「三方良し」は近江商人の経営哲学ですが、本作もまた三方良しの御話です。
具体的にどう三方良しなのかは、あなた御自身でお確かめ下さいね。
きっと幸せに満たされる事請け合いです。
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