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ぬいぐるみも幸せな子ばかりではないですね。でも、きっとこういう優しいてんごくや神様がいてくれることでしょう。ほっこりやさしい童話です。

  • 投稿者: 水渕成分   [2023年 03月 30日 05時 18分]
「小説家になろう 冬童話2023 ぬいぐるみ」参加作品です。

文字数は1279字。読み聞かせにも大人が読んでもよい童話です。

舞台は「ぬいぐるみのてんごく」。そこには神様がいて、役目を終えたぬいぐるみたちを優しく出迎えます。

ぬいぐるみたちもいろいろです。大事にされてきた子、可愛がられすぎてボロボロになった子、全くと言っていいほど遊んでもらえなかった子などなど。

神様はどの子も優しく出迎えます。そして、選ばせるのです。「すぐに生まれ変わるか、しばらくてんごくで過ごすか」。

ぬいぐるみも幸せな子ばかりではないですね。でも、きっとこういう優しいてんごくや神様がいてくれることでしょう。ほっこりやさしい童話です。

ぬいぐるみたちが天国より想うこと――

∀・)こんにちは。ロングコートダディの兎さんに似ていると言われた事があるんですが、最近ウエストランドの河本さんに似ているんじゃないかと自分で思ってます。いでっちで~す♪♪♪


∀・)本作はロコディの兎さんではなくて、ぬいぐるみのウサギさんが登場する掌編童話でございます。ただしそのウサギさんはもう現実の世にはいません。そう、天寿をまっとうし、ぬいぐるみたちの天国にやってきたのであります。神さまはそんなぬいぐるみたちへまた新たな役割を与えんと転生させたりするのですが――


∀・)なろう界きってのミスター仕込み屋、衣谷強様が手がける温かくも不思議な世界のおはなし。小さい頃にぬいぐるみで遊んでいた皆さんはぜひ可能な限りでその頃を思い出しながら読んでみてください――
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