イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く作り込まれた世界観と人間ドラマ RPGお好きな方、ぜひ!
- 投稿者: IzumiAizawa [2024年 07月 13日 20時 40分]
エネルギー源のマナ、繋がる二つの世界など、RPGを思い起こさせる要素が要所にちりばめられていて、初めからグイグイ惹き込まれます。
魅力的な世界観をさらに濃く深くしているのが多くのキャラクターたち!
まず、妹のために自ら異世界へ飛び込む決意を固めた架間空宙が中心となって話が進みます。
私たちに近い立場の彼を通すことで舞台の説明がスムーズに運び、気付いたときはストーリーにのめり込んでいました。
トラブルに巻き込まれ、空宙は妹ともう会えなくなってしまうのか?! 一章の終わりにはさらなる衝撃があり、ハラハラドキドキです。
二章、三章と別のキャラの視点でも話が進みます。
特に推したいキャラは女ったらしの天下烈志です。
ペーラさんとローミッド隊長との関係がすごくいい!!
ピアニストの瀧の過去が語られ、なおかつその瀧が死闘を繰り広げる第三章後編は本当に圧巻でした。
ぜひご一読を!!
魅力的な世界観をさらに濃く深くしているのが多くのキャラクターたち!
まず、妹のために自ら異世界へ飛び込む決意を固めた架間空宙が中心となって話が進みます。
私たちに近い立場の彼を通すことで舞台の説明がスムーズに運び、気付いたときはストーリーにのめり込んでいました。
トラブルに巻き込まれ、空宙は妹ともう会えなくなってしまうのか?! 一章の終わりにはさらなる衝撃があり、ハラハラドキドキです。
二章、三章と別のキャラの視点でも話が進みます。
特に推したいキャラは女ったらしの天下烈志です。
ペーラさんとローミッド隊長との関係がすごくいい!!
ピアニストの瀧の過去が語られ、なおかつその瀧が死闘を繰り広げる第三章後編は本当に圧巻でした。
ぜひご一読を!!
近未来の日本に突如として異世界の扉があらわれたところから物語がはじまるわけですが、なぜ異世界へ旅立たねばならないのか、目的はなにかが明確に提示されているため、序盤からでも充分に没頭できて読み応えがありました。主人公の動機に無理がなく、無駄に熱血漢でもないので親近感が湧きますし、好感も持てました。
世界観は少しSFに触れますでしょうか。エレマ体という独自のエネルギー源の説明、マナと電子の組み合わせなど、科学知識のない読者にも比較的平易な設定なのに加えて非常に興味深く、おもしろさを感じました。
昨今、無双や最強などお手軽に強い主人公像を書く作者が多いなか、弱さや葛藤や迷いなどもしっかり描かれているため、ファンタジー作品をじっくり読みたい方におすすめできます。
世界観は少しSFに触れますでしょうか。エレマ体という独自のエネルギー源の説明、マナと電子の組み合わせなど、科学知識のない読者にも比較的平易な設定なのに加えて非常に興味深く、おもしろさを感じました。
昨今、無双や最強などお手軽に強い主人公像を書く作者が多いなか、弱さや葛藤や迷いなどもしっかり描かれているため、ファンタジー作品をじっくり読みたい方におすすめできます。
とても練り込まれた設定が見事な作品だ。
異世界を舞台とした物語でありつつ、地球の人間はそこを行き来できる。ただし物理法則が微妙に異なる世界故に特殊な形の転送だし、イレギュラーも起こりうる。それによって主人公が死んだと見なされる所から始まる展開も巧い。
時に主人公から長く視点を外し、サブキャラたちの活躍に筆が割かれる展開が多いのも特徴。主人公の置かれた状況
が特殊なこともあって、物語の序盤は特に、周りから見た彼の様子から、彼が何者かを描写していくのがおもしろい。
多くの登場人物が一気に出てくるのだけど、彼らの活躍やその性質なんかもしっかり描かれる。ふたつの世界の交流は一筋縄ではいかなくて、その中での個々の人間の関わりが複雑に絡み合う群像劇は、かなり読み応えがあった。
異世界を舞台とした物語でありつつ、地球の人間はそこを行き来できる。ただし物理法則が微妙に異なる世界故に特殊な形の転送だし、イレギュラーも起こりうる。それによって主人公が死んだと見なされる所から始まる展開も巧い。
時に主人公から長く視点を外し、サブキャラたちの活躍に筆が割かれる展開が多いのも特徴。主人公の置かれた状況
が特殊なこともあって、物語の序盤は特に、周りから見た彼の様子から、彼が何者かを描写していくのがおもしろい。
多くの登場人物が一気に出てくるのだけど、彼らの活躍やその性質なんかもしっかり描かれる。ふたつの世界の交流は一筋縄ではいかなくて、その中での個々の人間の関わりが複雑に絡み合う群像劇は、かなり読み応えがあった。
設定がしっかりしていて、オリジナルの設定「エレマ体」を含むストーリー全体に?となる部分がなく、そして文体も綺麗で読みやすかったです。
キャラクターの描写が細部まで書かれており、妹の為に頑張る主人公がかっこいい。作者さんのこだわりを感じました。
描写の細かさ。ここは好み分かれるかもしれませんが、私は好きです。
ストーリーは王道?に近いかんじがするので、幅広い方にお勧めできるかと思います。
キャラクターの描写が細部まで書かれており、妹の為に頑張る主人公がかっこいい。作者さんのこだわりを感じました。
描写の細かさ。ここは好み分かれるかもしれませんが、私は好きです。
ストーリーは王道?に近いかんじがするので、幅広い方にお勧めできるかと思います。
SFと聞いて苦手意識を持つ方もいると思いますが、この作品は冒頭から怒涛の展開で引き込まれました。文章もテンポ良く軽快で負担感がありません。
いわゆる「異世界」モノとは一味違った異世界と主人公たちのいる世界とのつながり、設定の妙を感じさせます。
また、キャラクター造形もしっかりとされていて、背景の説明も過不足なく十分。それゆえ第一章からさまざまな出来事が主人公を襲いますが、周辺キャラクターも含めて感情移入をしながら読むことができました。
面白い。とにかく続きが気になる作品です!
いわゆる「異世界」モノとは一味違った異世界と主人公たちのいる世界とのつながり、設定の妙を感じさせます。
また、キャラクター造形もしっかりとされていて、背景の説明も過不足なく十分。それゆえ第一章からさまざまな出来事が主人公を襲いますが、周辺キャラクターも含めて感情移入をしながら読むことができました。
面白い。とにかく続きが気になる作品です!
読みやすく確かな筆致で描かれる「SF×ファンタジー」群像劇。人々が織りなす物語の糸は必見です!
現代に突如として現れた穴をきっかけにして始まる、異世界と現代日本との軋轢や人間模様を描いた作品。
群像劇らしく多数の視点から多角的に描かれる物語には厚みがあって、一人称で描かれるキャラクター達には生きた“想い”が感じられます。
他方、俯瞰的に見る三人称を使って全体が描かれているため、今全体がどうなっていて、そのキャラがどんな状況に置かれているのか、きちんと把握できます。
こうした人称の使い分けが絶妙で、それぞれのキャラのシーンで感情移入しつつ物語全体の流れを俯瞰でき、独自の解釈のもと描かれる本作の世界観──SF×ファンタジーの世界に没頭できました。群像劇でたまに感じる分かりにくさもなく、とても読みやすい印象でした。
馴染みやすいファンタジーの雰囲気と、凛と引き締まったSFの硬さ。三人称の説明と、一人称の没入感。それぞれの良さがよく出ている本作…。
めっちゃ面白いです!!
群像劇らしく多数の視点から多角的に描かれる物語には厚みがあって、一人称で描かれるキャラクター達には生きた“想い”が感じられます。
他方、俯瞰的に見る三人称を使って全体が描かれているため、今全体がどうなっていて、そのキャラがどんな状況に置かれているのか、きちんと把握できます。
こうした人称の使い分けが絶妙で、それぞれのキャラのシーンで感情移入しつつ物語全体の流れを俯瞰でき、独自の解釈のもと描かれる本作の世界観──SF×ファンタジーの世界に没頭できました。群像劇でたまに感じる分かりにくさもなく、とても読みやすい印象でした。
馴染みやすいファンタジーの雰囲気と、凛と引き締まったSFの硬さ。三人称の説明と、一人称の没入感。それぞれの良さがよく出ている本作…。
めっちゃ面白いです!!
まずはタイトルの勢いと語感が良い。これはイタリア語故の情熱的な勢いなのだろうか。横文字にしても格好良く、印象強いタイトルとなっている。
そうして、あらすじがあらすじ然としている時点で好感が持てる。よく褒めたい点にあげる事ではあるのだが、本作のようにあらすじをしっかりと書き込んでいるのはそれだけで作品への力の入れようが見えて良い。美点だと思える。
一話の引きも良く、二話への誘導がスムーズになっている所も上手い。
会話文についてもドラマ的で、ちゃんと登場人物が話しているイメージが頭に浮かぶ。地の文の描写もまたドラマ的……というよりもこちらはドラマチックに書かれているように感じた。
だからこそ毎話の引きと話の重厚さに磨きがかかっているのではないだろうか。
本作はSFという難しいジャンルを上手く調理しているように思える。
だからこそより多くの読者と更なる祝福を本作へと願う。
そうして、あらすじがあらすじ然としている時点で好感が持てる。よく褒めたい点にあげる事ではあるのだが、本作のようにあらすじをしっかりと書き込んでいるのはそれだけで作品への力の入れようが見えて良い。美点だと思える。
一話の引きも良く、二話への誘導がスムーズになっている所も上手い。
会話文についてもドラマ的で、ちゃんと登場人物が話しているイメージが頭に浮かぶ。地の文の描写もまたドラマ的……というよりもこちらはドラマチックに書かれているように感じた。
だからこそ毎話の引きと話の重厚さに磨きがかかっているのではないだろうか。
本作はSFという難しいジャンルを上手く調理しているように思える。
だからこそより多くの読者と更なる祝福を本作へと願う。
まず一話読んだら次も読みたくなる!
そして文章の書き方が上手い為か、ものすごくスラスラ読めます!
気がついたらページをめくっている!
ストーリーは異世界ファンタジー!
特殊なエレマ体を持つ主人公が、不慮の事故によって異世界に飛ばされる!
そこで出会った人々とどのような関わりをするのか!?
特殊なエレマ体とは!?
気になる事が次々と出てきます!
自信を持って面白いとオススメできる作品でした!
気になった方はぜひ読んでみてください!
そして文章の書き方が上手い為か、ものすごくスラスラ読めます!
気がついたらページをめくっている!
ストーリーは異世界ファンタジー!
特殊なエレマ体を持つ主人公が、不慮の事故によって異世界に飛ばされる!
そこで出会った人々とどのような関わりをするのか!?
特殊なエレマ体とは!?
気になる事が次々と出てきます!
自信を持って面白いとオススメできる作品でした!
気になった方はぜひ読んでみてください!
文章の構成力が高いのと情景の描写が丁寧で、"読ませる"力を持っており、誰にでも受け入れやすい作品に仕上がっています。
ストーリーももちろん魅力的で、緩急の付け方が非常に巧い。
細部へのこだわりも深く受け取れて、とてもアマチュアのレベルじゃないというのが正直な感想です。
若干の説明口調がちょっとだけ気になったかな、という具合ですが、この作者さんならすぐに改善することかと思います。
ネタバレを含むためあまり詳しいことが書けないのが残念ですが、今現在、これからもっと盛り上がる!という場面なので、続きが気になるドキドキを味わうなら、今読み始めるしかありません。
後押ししたくなる主人公をこれからも応援します!
ステキな作品とそれを生み出した作者さんに感謝を!
ストーリーももちろん魅力的で、緩急の付け方が非常に巧い。
細部へのこだわりも深く受け取れて、とてもアマチュアのレベルじゃないというのが正直な感想です。
若干の説明口調がちょっとだけ気になったかな、という具合ですが、この作者さんならすぐに改善することかと思います。
ネタバレを含むためあまり詳しいことが書けないのが残念ですが、今現在、これからもっと盛り上がる!という場面なので、続きが気になるドキドキを味わうなら、今読み始めるしかありません。
後押ししたくなる主人公をこれからも応援します!
ステキな作品とそれを生み出した作者さんに感謝を!
とりあえず1ページ読んでみてください。
気がついたときには最新話のラストになると思います
そのくらい物語の沼に知らず知らず踏み込んで埋もれてしまいます。
さまざまなファンタジー作品を読んできましたが、これは面白い!
主人公を襲う数々の出来事、次元を越えた壮大な世界観には目が離せなくなります。
はたして、この物語のエンディングはどんな形を迎えるのか……
皆様も一緒に追いかけてみませんか?
気がついたときには最新話のラストになると思います
そのくらい物語の沼に知らず知らず踏み込んで埋もれてしまいます。
さまざまなファンタジー作品を読んできましたが、これは面白い!
主人公を襲う数々の出来事、次元を越えた壮大な世界観には目が離せなくなります。
はたして、この物語のエンディングはどんな形を迎えるのか……
皆様も一緒に追いかけてみませんか?
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