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ぬいぐるみのことから王はいろいろなことを思い出し、愛することの何たるかを知っていきます。大人も楽しめる童話です。

  • 投稿者: 水渕成分   [2023年 02月 20日 13時 33分]
「小説家になろう 冬童話2023 ぬいぐるみ」参加作品です。

12813字が4部分に分かれて、読みやすいです。ファンタジー、児童文学要素もある童話です。

主人公はナラカ王。孤児の出自にもかかわらず、前王の御子の失踪から始まった内乱を平定し、王座についた若き英雄です。

王はその地位についてからも、善政を敷こうとしますが、孤児の出自故周囲の愛し方が分からないところがあります。

そんな彼が唯一大切にしているもの。孤児院時代の友達がくれたぬいぐるみ。

ところがある日そのぬいぐるみがなくなってしまったことから物語は動き出します。

ぬいぐるみのことから王はいろいろなことを思い出し、愛することの何たるかを知っていきます。大人も楽しめる童話です。
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