イチオシレビュー一覧

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砂時計も人の一生も一粒一粒落ちてゆき終焉を迎えるけどーー

∀・)こんばんわ。カラオケにいったら長渕剛さんの「しゃぼん玉」を高確率で歌うんですけど「帰りたいけど帰れない。戻りたいけど戻れない」っていうフレーズあたりでだいたい感極まってます。いでっちで~す♪♪♪


∀・)はい。本作はそんな過去に戻れない人間の時間を砂時計に喩えて謳った詩になります。文字数にしてわずか500字ちょっとの作品なのですが、その臨場感が重みを持った一言一言にのせてリアルに伝わってきます。これは僕個人の感覚なのですが深夜に読む事でこの作品独特の空気をしっかりと堪能できるんじゃないかと思います。勿論あくまで個人の感覚ですが。


∀・)作者はなろう詩人としても賞賛を浴びておられます咲月そら様。彼女が手掛けるリアルな生感覚を是非お気軽でもいいので一読し体感してみてください――

人生はひっくり返せない砂時計のようなもの。だからこそ大事にしよう、そう思わせてくれる詩です。

 人生は砂時計のようなもの。
 毎秒毎秒少しずつ落ちては消えていく。しかし底を尽きたらひっくり返すことはできません。

 もしも残された砂つぶ、つまり寿命が見えるようになったとしたら、あなたはどう行動しますか?
 見られたくないものを処分するかもしれないし、最大限やりたいことをやっておくのかも知れません。
 でも本当の寿命は見えるものではないし、いつやって来るかわからない。だからこそ大事にしよう。そう思わせてくれる詩です。

 おすすめです。ぜひ読んでみてください。
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