イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く あたしがいなくなったって……誰も悲しむ者何ていないさ それが彼女の口癖だった どうせ財産目当てなのさ それも彼女の口癖だった 彼女は女流と名乗って様々な活動をしていたらしい……わたしの知りえる彼女はほんの一欠片に過ぎないのだから…… 彼女はよくメモを取っていた 手当たり次第に書き殴るのだ 紙と何か書くものない……? それも彼女の口癖の一つだ! 彼女の言う書くものとはペンでも鉛筆でもマジックインキ……彼女の頭になのか心に浮かんだ言葉なのか? 映像なのか?風景なのかは?わたしは彼女では無いから分からないがね? 文字の暗号としてなのか?具現かしたい為だけなのか?後で思い出す為の依代でも残すかのように……只管メモを取っていた記憶が私には鮮明に残っていますね!あははははは……そう言えば鉛筆の付いて無いコンパスの針でカリカリしてた事もありましたね!かわがとろけてもうむけた 彼女の残した最後のメモです
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