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星座と命が奏でる優しいオーケストラ

ピアノの鍵盤数と同じ、88の星座の下で生きる私達。

人生のワンシーンを、時の譜面の上で奏でられる『一小節』と表現された、作者様の感性に感動しました。

星も草木も私達も、命あるもの達が懸命に奏でる音楽は、たとえ不協和音でも美しい。
少し辛い日も、空を見上げて耳をすませてみよう。
一音踏み出して、新しい小節を奏でてみようと思えるような詩です。

優しく壮大な言葉のオーケストラを、ぜひご観賞ください。

新しい言葉と出逢い、星空に耳を傾け

  • 投稿者: TiLA   [2023年 07月 23日 19時 09分]
ソウルメイトの皆さんへ
皆さんは樹雨(きさめ)という季語をご存知でしょうか?
不勉強な私は知りませんでした。
皆さんはデルフィニウムという花はご存知でしょうか?
私は今回初めて知りました。
皆さん月草色という色名をご存知でしょうか?
逢乃さんの作品はいつも新しい言葉を私に出逢わせてくれます。

皆さん星座の数とピアノの鍵盤の数は同じ88だとご存知でしたか?
鍵盤の数は知っていましたが、まさか星座の数と同じだなんて。
耳を澄ますと星空から旋律が聞こえてくるようです。
それはきっと作者様の奏でる素敵なムジカ(MUSICA)
音楽を意味するラテン語だそうです。

デルフィニウムの花言葉には「清明」や「高貴」もあります。
まさに逢乃さんの作品にぴったりですね。
今回も大変素敵な作品でした。
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