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日本奪還作戦を開始せよ!!

 全てにおいて圧倒的。緻密かつ大胆な描写に、一読者として引き込まれた。


あらすじは……

 巨大生物の米国、そして日本上陸、さらには北の空爆まで行われ、日本は圧倒的窮地に追い込まれる。政権閣僚は逃亡、日本人は残虐に虐げられる。

 だが、自衛隊は日本奪還戦を開始する……。 

……こんな感じである。


 非常に読みごたえのある作品だ。
 また、天皇陛下護衛に挑む男たちの描写が胸熱であったことも見逃せない。

 作品中の内閣総理大臣、牟田口は、日本の「ことなかれ主義」をまさに体現している。人々の他愛ない日常から、迫力の戦闘シーンまで、緻密に描かれていた。

 作者様の本気度がうかがえる渾身の作品だ。

まるでこれからの日本のシミュレーションのようです

  • 投稿者: ユーノ   [2014年 11月 02日 00時 53分]
 怪獣が現れることはありないが、何らかの原因でアメリカ軍が日本からいなくなることはありえない話ではない。
その時、日本から近い四か国は日本とアメリカの関係ほど仲がいいわけではない。それどころかほとんどが共産圏であり他は仮想敵が日本になっている。
その点から、この小説のような状況になることはあり得なくもない。
 日本は心理戦に弱く、自己の意思よりも仲間の意思が強く強者に媚びやすい。この小説は更新停止状態にあるが、さまざまなことを考えさせてくれる。
一度今の日本についてこれでいいのか考えるきっかけになるとても素晴らしい小説である。

「小説家になろう」最高傑作の小説、「大怪獣現る」。蚕豆かいこ先生の人角の文章力がきらめく

 この小説は、数ある小説の中でも最高だと思う。大怪獣がアメリカを蹂躙し、それに便乗して北朝鮮が日本を事実上占領するという大胆不敵なストーリー、合衆国に仇なす怪獣を倒すために奮闘する米軍と苦悩する大統領、北朝鮮から国を取り戻すため蒼天を飛び抜ける航空自衛隊、そこで生まれる数々の人間ドラマを書き上げられているさまはまさに「すごい」の一言だった。
加えて、我々が普段好んで使わないような言葉や知識を用いて最高の文章を書かれ、まるで小説ではなく映画を見ているような錯覚におちいる。老若男女誰しもがこの小説を読めば読むほど小説の中の世界に引き込まれていくだろう。
最近は先生の更新が少し遅くなられているが、それも小説を書くためには必要な時間だ。先生は次も我々を小説の中に引き込んでくださるだろう。

この小説最高 ゴジラのような怪獣者に仮想戦記を組み合わせた傑作

この小説は、かなりおもしろい。今まで怪獣系統の作品が好きで他サイトなども見てきたが、ここまで軍隊や兵器に関する設定が成させているのは殆どない。
ゴジラをモチーフにした怪獣に対しても単純に超兵器で対抗するものでなく、現実的にF-15Eストライクイーグル戦闘爆撃機やM1エイブラブス戦車といった現代的なハイテク兵器であり、兵器の描写は複雑であるがミリタリー系統が結構好きな私としてはお勧めである。
特に怪獣物で有視界戦闘と言って近距離でしか攻撃していないが、現実にミサイルは数キロや数十キロといった距離からの攻撃が可能でありこれら遠距離攻撃を行ったり怪獣相手には巡航ミサイルでもない限り戦闘機のミサイル誘導方式では生物であるため不可能とリアルに描いている。
ゴジラの破壊力も瞬時に衝撃波を発生させ容易にビル軍や人体を破壊するという凄まじい破壊力を誇っており破壊描写は優れている。
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