イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

いつの日か小さな花が咲く

  • 投稿者: 退会済み   [2023年 10月 27日 19時 47分]
管理
この作品の主人公は他人と自分を比べて自らの人生はうまく行ってないと考えているようである。
特に結婚式などの他人の幸せばかりを目にすることが多ければ自分は幸せではないと感じてしまうのも無理はない。
そういう場で見た花と町の花屋さんで見かけたとある植物の見た目の華やかさの違いが今作のポイントである。
見た目は地味だとしても実は知らない姿がある。
それは人間だって同じことが言えるのではないだろうか?
特に今作の主人公のような女性にとっては。
人間はみんな違う。花もそれぞれ違う。当たり前で忘れていること。
そのようなメッセージを感じる作品だ。

短い文章に込められた、自分のアイデンテティの存在とは?

  • 投稿者: 立花 優   [2023年 10月 20日 12時 03分]
短い小説です。

しかし、小さな花の物語でありながらも、奥深い、自分の存在(アイデンテティ)を、小さな花に、見付けます。

【――そう、君は花を咲かせることができるんだね。
 私は、目の前のサボテンに心の中で語りかける。
 私にも咲かせられるだろうか。
 どんなに小さくてもいい。たったひとつでいい。
「これが私」と胸を張れるような――かけがえのない、私だけの花。】

この、短い文章に、全てが込められているのです。

No.1よりもOnly1が良いと言いつつもーー

∀・)おはようございます。僕世代の男子誰しもSMAPに入りたい願望があったんじゃないかなぁとたまに想像しま~す♪♪♪いでっちで~す♪♪♪


∀・)本作は未来屋環様の手掛けるとても短い掌編小説になります。主人公は友人の結婚式に参加したのですが、あまり順調と言えない自分の人生をそこで鑑みてしまって、何だかブルーになってしまいます。そんな中で気分転換をしてみようと通りかかりの花屋さんに入るのですが――


∀・)誰かと比較なんかしなくてイイと言われつつも、誰かと比較させてしまいがちなのが人間。だからこそそれがときに醜かったり、ときに美しかったり。本作はそれをドラマにした一品。是非ご一読を☆☆☆彡


∀・)そして今日もまたアナタならではの素敵な1日をお過ごしください♪♪♪♪
↑ページトップへ